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新・日本現代詩文庫
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声が聞こえる。何処か遠くのほうから 空のひろがりの彼方の 僅かに繁みの見えているあたりから... ISBN978-4-8120-2028-9 1,540円
糸をたらす ちからいっぱい口をあけて その中が海だ 足のすくむ まっくらな海だ (「海」より)... ISBN978-4-8120-2003-6 1,540円
深夜の雨は 眠りをむさぼる薬と どこかで溶けあっている (「子犬は雨がさらっていった」より)... ISBN978-4-8120-1999-3 1,540円
わたしは詩いたいのです ばら色の頬を喪って かわりに得たものを あんなにも私を嘲けろうとした 時が... ISBN978-4-8120-1959-7 1,540円
たえまなくおまえは 鍬をにぎって土地を耕す農夫だった おまえのふりおろす鍬の刃先は... ISBN978-4-8120-1958-0 1,540円
水 流れている せせらぎで 大河で 海で 私の中で (「水に」より)... ISBN978-4-8120-1957-3 1,540円
ぼくを恐れる鈴蘭の娘よ 真珠の胸をした年上の娘よ 燃えつきた石炭がらに湿った生卵をうむな... ISBN978-4-8120-1898-9 1,540円
レントゲンのように 肉をとおして 見えないものに形を与えようとする 愛とは何か (「閉める」より)... ISBN978-4-8120-1888-0 1,540円
落ちる物は 無意識のうちに落ちて ぼくの皮膚は少しも傷付かなかった 落とせといわれた物は... ISBN978-4-8120-1878-1 1,540円
もうおとなしい屍体ではおれない。きっと 生きている母のために、角の花屋で買って... ISBN978-4-8120-1877-4 1,540円
運転室の すぐ後ろの座席で ぼくはノートに詩を書く。 時速一二〇粁で走る電車の中で... ISBN978-4-8120-1871-2 1,540円
こころの片すみには 絶やすことなく 悲しみの部分 を たくわえておこう... ISBN978-4-8120-1867-5 1,540円
詩人とは言葉の魔術師でなくてはいけません。詩の魔術はこの世の無からさまざまな美しさを生み出す秘法でも... ISBN978-4-8120-1858-3 1,540円
鑿の音がひびく わたしは彫られる石だ 天の意志の鑿に彫られる石 生まれかわり 死にかわり... ISBN978-4-8120-1849-1 1,540円
そいつらは 行列を作った 言葉があったわけではない だが 心はあったかも知れない でなかったら... ISBN978-4-8120-1843-9 1,540円
ああ しかし言葉をあやつる者よ おまえがいるから 景色がよく見えない おまえがいるから... ISBN978-4-8120-1828-6 1,540円
私は海から生まれた不出来な作品 波打ち際で砂にまみれ 波に打たれていた こころやさしい一族に拾われ... ISBN978-4-8120-1814-9 1,540円
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