『歌と彷徨 1 』
中上哲夫
[ISBN978-4-8120-1946-7]
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登録日: 2012/02/17 投稿: 経田 佑介様
ラップ騒乱のいま、「吠える」の老いた子はぞくっときて、思わず懐かしさで目をつむったよ。中上哲夫のあの時代を読む淡々とし-
た声に文字が上下左右から踊るのだ。ケルアックもプレスリーもいないけど、きっときみ...
登録日: 2012/02/16 投稿: 秋村 宏様
中上哲夫さんの詩を読むのが楽しい。現代詩のなかでもっとも身近に感じられる詩人だからです。生活のなかの人や自然をみる言葉-
がやさしく、思考が奥深いのです。
アメリカ詩の専門家でもある中上さんには、ア...
登録日: 2012/02/16 投稿: 館 路子様
ブルースを奏でるピアノに重なって聞こえる中上さんの声ってとても心地いい。「縦書きの詩は雨のように思われた」とその声が語-
るときには画面の文字は雨のように滴り別の詩では夢のような表れ方をしてあのアメリカ...
登録日: 2012/02/15 投稿: 原田 勇男様
中上ワールドへようこそ
平面の詩から立体の詩へ。活字を目で追うだけのシンプルな出会いから、朗読や映像、音楽とともに、デ-
ザインされたポエジーの重奏的な出現が電子ブックの魅力なのだろう。かつて路上派詩人...
登録日: 2012/02/15 投稿: 水野 るり子様
「歌と彷徨」のふしぎ
中上さんの詩集はよく読んでいたのですが、電子ブックでまたちがう魅力を発見しました。詩の背後に-
生起する物語的時間の質が感じられて、いま目の前で私に語られているような生々しさを...
登録日: 2012/02/15 投稿: 富沢 智様
ジーンズの上下にリュックを背負い、ややうつむき加減に歩いてゆく。よく見ると釣り竿と魚籠を下げている。アイオワの風に吹かれ-
ながらバーボンをあおり。水浸しの日本を思う。すると、川面に延ばした釣り竿に初雪が...
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