過酷な北海道の原野に育ち、厳しい現実に対峙して生きた入谷の眼は、やがて、「国いっぱいの黄色い歴史」に繋がり、鋭い「文明批評」になっていく。けれど、それは観念やイデオロギーから生まれたものではない。すべて過酷な現実、入谷自身の生活体験から生まれた「声」である。私は、その声、その叫びこそが、「詩」であると思っている。
(中原道夫・解説より)
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