彼女は岡山大学を出て長く教職にあった。子供らに慕われていたに違いない。姑の介護の要もあって少々早く退職している。ライフワークと決めた道を中断するのはなみ大抵の決心ではなかったろう。退職前に郷土の詩人永瀬清子氏の講演を職場で聞いて、詩を退職後の道に決めたと言う。もちろん氏の詩とは異なるけれども、きっかけが永瀬氏であれば、第二の人生に示唆を与えたに相違ない。
(井奥行彦・解説より)
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