「息子に殺された父」と「母を犯す男」(喪中欠礼)たちがいる、
この暗黒不毛の世界を安易に承認してはならない。
詩人の魂は内部に潜む鬼と向き合い、罪深い身体を洗い流し、
超越者に託された人類解放の地を目指す。
詩人の才知と叡知が人間の真実を深く掘り下げた力作詩集。
(中村不二夫)
1936年山口県下松市に生まれる。詩論『詩とは何か』(2011年 編集工房ノア)、とくしま出版文化賞・特別賞受賞。所属:日本ペンクラブ、日本現代詩人会、日本詩人クラブ、中四国詩人会、徳島現代詩協会会員。詩誌「逆光」主宰
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