生きるとは人や自然にふれながら、存在の一つ一つに共感し、経験を自分のものにしてゆくこと。
自分という重荷とともに、坂道を一歩一歩、遠く静かに歩いてゆくこと。
* * *
いつになったら季節はめぐってく
るのだろう
生の花はどこでひらいていたの
だろうか
私自身のどうしようもなさの鎌で
夢を刈る
夢の化石の日々を刈る
三日月の鎌で
「夢の鎌」より
サンプルを立ち読みする
Webブラウザ(Chrome、IE、Firefox、Safari等)で擬似ePub版サンプルが読めます。縦組み表示です。
Flash動画の魅力を再現した「ruffle」により、一層リアルな読書体験が楽しめます
当サイトでのご購入は停止中(調整中)です。